住宅ローン元金均等返済
みなさんこんにちはスマカフェの高橋です
今回は住宅ローンの元金均等返済についてのお話です。
(2)元金均等返済のしくみ
元金均等返済は、毎月一定の元金に、残元金に対しての利息額を上乗せして支払う返済方法です。利息額は返済が進むにつれて少なくなっていきますので、毎月返済額(元金+利息)も次第に少なくなっていきます。また、当初から元金返済分が比較的多いため、元利均等返済に比べると残代金の減り方がより早く、支払う利息額も元利均等返済よりは少なくなります。
<メリット>
・毎月の返済額(元金+利息)は返済が進むほど少なくなり、将来の負担が軽くなります。
・同じ返済期間であれば、元利均等返済よりも総返済額が少なくなります。
・元利均等返済に比べ、返済開始当初における総返済額が少なくなります。
・元利均等返済に比べ、返済開始当初における融資残高の減り方が早くなります。
<デメリット>
・元利均等返済に比べ、当初の返済負担が重くなります。
・元利均等返済に比べ、借入可能額が少なくなります。
・すべての金融機関で取り扱われているわけではありません。
※将来の返済額が少なくて済むので、将来は教育費負担が重くなる等の理由で、早いうちに返済を多くしておきたいという場合などには、元金均等返済が向いているといえます。
【注意】総返済額で比較すると、元利均等返済より有利といえますが、当初の返済額に無理がないかどうか検討が必要です。また、審査も当初の返済額を基準に行われるので、借入可能額は元利金等返済よりも少なくなります。