家族信託
みなさんこんにちはスマカフェの高橋です。
家族信託という言葉を聞くようになりました。
人生100年時代はいいのですが、長生きしたがために、認知症になってしまい売ろうと思った不動産が相続になるまで動かせなくなるという案件が出てくるようになりました。
親が認知症でも、不動産を売却する方法はあります。
成年後見制度を、利用する方法です。
成年後見制度とは、家庭裁判所が最も後見人にふさわしい人(法定後見人)を選任し、財産管理を任せるため、認知症の方でも売買ができるようになります。
一般的に後見人になれる人は、その人の資産状況にもよりますが、家族または親族の誰か、
または、司法書士もしくは弁護士になります。
家庭裁判所が最も後見人にふさわしい人(法定後見人)を選任し、財産管理を任せるため、認知症の方でも売買ができるようになります。
成年後見制度には、下記のようなデメリットがあるんです
成年後見制度のデメリット
・法定後見人に、親族が選ばれる確率が20%以下
・親族以外が、選ばれると、財産管理費がかかる
・不動産の売却など、許可がおりないこともある
・時間がかかる
そこで、あらたに生まれたのが「家族信託」です
家族信託制度のメリットは
・相続トラブルを防ぐために相続対策できる
・遺言書や贈与では難しい柔軟な二次相続対策ができる
・判断力が低下したときの財産犯罪の防止策になる
・事業承継対策として使うことができる
家族信託とは自分の家族に自分の財産を管理してもらう方法です。
元気なうちに信頼できる身内に財産を託し、争族にならないようにしたいですね。
いわゆる、遺言の公正証書の生前版みたいな感じですかね。
家族信託の契約内容は、家族の事情にあわせて柔軟に決めることが可能です。遺言や生前贈与、成年後見制度など、ほかの方法と比べてみて、自分や家族にあった方法はどれか、
話しあってみてはいかがでしょう。
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